2009年7月18日土曜日

夏休みをどう過ごすか

MERCER コラム 422
夏休みをどう過ごすか(40日の使い方)

人事コンサル・マーサーのコラムから、夏休みと時間の使い方の記事。子供のときから、こんなに計画的にものを考えてる子ってやっぱいるんだなぁというのがパッと見の薄っぺらい感想だけど、この辺の意見はある意味腑に落ちるところがある。

ある程度の自由度を持ってまとまった時間を与えられて、その中で優先順位を付けながら、やるべきこととやりたいことをこなしていく。時には自分の決めたスケジュールがきつ過ぎることにストレスを感じたり、あるいは無計画に過ごすなりに最後にどうやって帳尻を合わせるのかで苦労したりする。こうした経験は、時間の使い方に関する自分の癖を自覚したり、自分の性格に適した課題への対処方法を洗練させていったりする機会となるに違いない。


いわゆる青春もののドラマや小説、マンガには、子供の頃の夏休みを想う場面がけっこう多い。というか、いわゆる”大人”はほとんど誰しもが、夏休みに対する憧憬を少なからずもってるんじゃないだろうか。子供にとっての40日間ってほとんど永遠で、普段の学校生活では体験できないようなことができたり、自分が見ることのなかったものを見ることができたりする冒険のひと時。自由とか可能性とか、期待とか、切なさがふんだんに詰まったまさに宝箱のような時間だと思う。だからたぶん、生活が決まったパターンで流れて、休みの過ごし方も予想できて、ちょっと長い休みでも一週間程度で、1か月くらい前からそのくらいの予定なんてすべて埋められてしまう大人にとっては子供の夏休みは、どうしても取り戻せない夢なんだ。

でも、それなら(仕事を長期的に休むなり、辞めたりして)強引に取り戻そうとしたらどうなるんだろう?勤め先によってつくられている生活のリズムから離れてみたらどうなるのか。
誰も宿題を与えてくれない、ラジオ体操の参加みたいな生活のルールもつくってくれない日々は、ほんとのバランスや自信が要求される生活になると思う。僕は大学院に留学する前に1年間、ほんとに留学するのかどうかも確信しきれないような状態でいわゆるフリーターライフを送ったことがあるけど、どうしても「ほんとに留学する」にシフトして、生活を留学につながるいろんな要素で几帳面に埋めていくしかなかった。そしてそれもなかなか辛いプロセスだったと思う。結局、休みはそれなりの長さで終わりが設定されていて、周囲のみんなと一緒で、最低限のやるべき何かがあって・・・というくらい作り込まれた「生活構成のシュミレーションゲーム」くらいにとどまっていたの方が、一番楽しいんだろうなぁ。ずっと休みで行くなんて、そのときはやっぱり怖くて考えられなかったのだ。


それでも、今でも「大人のとてもワイルドな永遠の夏休み」がどこか思いっきり手を伸ばせば届くところにあると信じたいと思っています。きっと正攻法は、専門的な、あるいはクリエイティブな自営業につくことなんだろうな。それでもう遊びだか仕事だか分かんないようにして遊びまくるというw。サラリーマンは結局のところ自分で全体的な、根本的なところを考えなくて良いから楽だし、いろいろテンポ速いし、同じ境遇の人がとても多いから群れやすいし、それはそれで魅力的なところもあるんだけど・・・。この可能性はずっと視界の端っこで探すようにしよう。

ということで小学生、中学生、高校生諸君。
将来、ずっと夏休みを過ごしたかったら、休みのうちもぼーっとしすぎず、有意義な時間を過ごしてください。あるいは、逆にぼーっとしまくって、変な見栄や常識や集団意識はいっさい身につけないでくださいw。宿題だぞ。

ということで最後は、僕が夏休みのはじまりに最も聴きたい一曲!


The Thrills "Santa Cruz"

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