今朝何気なくBS1でイギリスBBCのニュースを見ていたら、日本経済のニュースが出てきた。世界的景気後退の最も深刻な影響を受けている国の一つは世界第2位の経済大国・日本ですって。タイミング的に、どうやらIMFの以下の経済予測の発表の後に、日本の取材を行った上で流されたニュースなのだろう。
NIKKEI NET: 日本の09年成長率、マイナス5.8% IMFが下方修正
ちなみに、アメリカはマイナス2.6%、ユーロ経済圏はマイナス3.2%が予想されていて、いずれもマイナス成長には変わりないんだけど、日本よりはるかに傷口は浅い。それなら、日本経済って世界の中で相対的にどれだけひどいのだろう?
少し前のものになってしまうけど、G20の会合のために要約されたコチラのデータが参考になる。
Financial Times: G20 Wishlist
さらーっと流して見てみると、ここにいる世界の先進20カ国のうち、どうやら日本は2009年の輸出量の落ち込み、GDP成長率の落ち込みの予測について20か国中ワースト1。政府収支の悪化についても、前例のない財政出動を行おうとして世界中の注目を集めている米国に続いて、どういうわけかワースト2。ということで、やれ韓国がひどいことになっている、ドイツがひどいことになっていると言っても、この三つのマクロデータを見る限り日本の方が明らかにひどい。さらにここへきて、IMFが日本についてもっと深刻な予測を発表したということ。BBCは、東京の朝のラッシュ風景を映して、「彼らが仕事を失う日も近いかもしれません」と言っていた。不況不況とは言っているけど、世界からこんな風に見られているんだってことを、どのくらいの日本人が認識しているのだろう。戦後最長といわれた近年のささやかな経済成長も、今年の経済収縮だけでほぼ帳消しになる可能性すらある。
このタイミングで日本に必要なのは、普通に考えたら政府による強力なリーダーシップなわけだけど、自民党と民主党がやれ風邪薬だの、やれ政治献金だのっていう低レベルな減点争いをしているっていう事実に人々はもっと憤ってしかるべきじゃないだろうか。いや、憤りを通り越して、もしかしたら呆れて自虐的に笑うしかないと思ってるのかもしれない。それだけ状況はひどいのだ。
そんなこんなで、僕は日本にとって文字通り唯一の明るい話題であるWBCに最近どっぷりはまって毎日見ています。サムライジャパンっていう呼び名は聞くたびに滑稽だと思うけど、それももういい。たぶん、優勝するかしないかで今年の経済成長率はコンマ1か2くらいは違ってくるんじゃないかなw。
とにかくがんばれ、日本!!
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